初秋になると、ちらほらと果物店でその姿を見かけるのが「あけび」。
紫色でずんぐりむっくりした外観と、中身の白い実と黒い種とのコントラストが印象的な果物ですが、一般的には白い実の部分を食べるだけとされています。
しかし、津軽地方では皮に味噌を塗って、浅めの鍋かフライパンに油を敷いて、両面を香ばしく焼いたものを食べていたそうです。
ホロ苦さがお酒に合い、香ばしく焼かれた焦がし味噌の旨みがご飯に合う一品。
子供は中身を楽しみ、大人はホロ苦さを味わうという付き合い方も楽しいものです。
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